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2019/12/18

若坊守のいこいこ日記(後輩が教えてくれたこと)

休日、いつものように娘と公園で遊んでいると、京都で働いていた時の後輩からラインにメッセージがあり、懐かしいなあ、後でゆっくりと確認しようとパッとタイトルをみて頭が真っ白になりました。

メッセージは後輩の旦那様からの一斉送信。

ご報告というタイトルで「病と向き合ってきた妻が息を引き取りました。」とかいてありました。

その後は同僚たちから一斉に困惑の電話がかかり、みんなこんなに悪いとは知らなかったという内容でした。

 

病気で一時仕事を休職していたというのは知っていましたが、復帰をして、その時にたまたま会うことができ「体、大丈夫??」と聞くと「大丈夫だよ」とニコニコ答えてくれたことが思い出され、とても悲しくなりました。

 

たまたま若院がお休みだったこともあり、娘の保育園の送り迎えをお願いして、京都での葬儀に参列することができました。

 

葬儀には一緒に働いていた先輩、同僚、久しぶりの再会でしたがみんな言葉少なく涙の再会となりました。

旦那様が喪主の挨拶で結婚生活と同時に闘病生活が始まったこと、亡くなった後に見た彼女の日記に長く生きたいのではなく、輝きたいと書いてあったこと、友達から「大丈夫?」と声をかけられると不安な心が軽くなると言っていたことなどを聞くことができました。

 

本当になんて素敵で尊敬できる生き方を最後までしたのだろうと頭が下がる思いでいっぱいでした。

私なら元気な友人から「大丈夫?」と聞かれれば羨ましくて憎らしいと思うし、病気がわかったら不安で、メソメソ愚痴をこぼすだろうし、とてもこんな風には生きられないと感じました。

そして後輩が阿弥陀様のご法話をよく聴聞していた姿も思い出されました。

必ずお浄土に生まれることができると分かっているから安心して最後まで輝いて生ききったのかなと考えさせられました。

 

このような年齢が近くて身近な人が亡くなると改めて自分が明日はどうなるかわからないということに気づかされます。全ての人との別れが今日になるかもしれない。

亡くなった後輩がたくさんのことを教えてくれました。本当にありがとう。

 

南無阿弥陀仏

 

 

 

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