文字サイズ
2017/10/27
現在家族三人アパートで暮らしています。
部屋も狭く限られていますのでお坊さんなのになかなかお仏壇を置くことができません。
そんな私たちのような世帯のために本願寺から「いちょう」「きく」というお厨子に入った小さな阿弥陀様をお迎えすることができます。
こちらに引っ越してきてやっと阿弥陀様を安置出来た時にほっとしたことを思い出します。
阿弥陀様という仏さまはいつでもどこでも私のすぐそばにいてくださると聞かせていただきます。それならどこで手を合わせ、どこでお念仏をしてもいいということです。ではお仏壇って必要ないのでしょうか?
もしこの部屋にお仏壇がなければ私は日々の生活に追われ、手を合わせることを忘れてしまいます。お仏壇があっても恥ずかしながら忘れてしまうこともあります。
でもそんな時、気づけば小さな娘が背伸びをしておりんをチーンとならし「マンマンマンアン」(南無阿弥陀仏の赤ちゃん言葉)と手を合わせてくれていることがあります。
私はその姿を見て、一緒に手を合わせお念仏を唱えることができるのです。
やはり礼拝の対象として阿弥陀様がお家にいてくださるというのはとても大切なことだと改めて気づかされました。今では私が娘に教えられる日々です。
ただ娘は、昔ながらの日本家屋、お雛様などを見ても「マンマンマンアン!」と手を合わせています。ありがたいことです!!
個人情報のお取り扱いについて
下記内容をお読みいただき、個人情報の取り扱いについて同意していただいた上でお問い合わせください。
1. 当サイトでは、お問い合わせフォームにより収集された個人情報について、承諾が無い限り第三者に開示、提供を一切いたしません。
2. 当サイトにご提供して頂いた個人情報を、ご本人様へのサービスにご利用させていただく場合があります。
3. 当サイトにご提供して頂いた個人情報を取り扱うにあたり管理責任者を置き、適切な管理を行っております。