西方寺仏教婦人会報恩講・初参式～記念撮影会～

２月１０日西方寺仏教婦人会報恩講が厳修いたしました。

報恩講とは

宗祖親鸞聖人のご恩をしのび、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のお救いをあらためて心に深く味わわせていただく法要です。

親鸞聖人ご在世当時、お念仏を喜ぶ人びとの間では、師源空（法然）聖人のご命日に「二十五日のお念仏」として念仏の集会がつとまっていました。

親鸞聖人ご往生の後、聖人を祖と仰ぐ私たちの先達は、それを親鸞聖人のご命日にあらため、ご法縁にあずかっていたのです。その後、親鸞聖人の33回忌にあたり、本願寺第3代覚如上人はそのご遺徳を讚仰するために『報恩講私記』をつくられ、報恩講がいとなまれました。以来、聖人のご命日の法要は報恩講として大切にお勤めしています。

西方寺仏教婦人会の会長さんより開式のあいさつにはじまりようこそのお参りでございました。

今回、沓名奈都子先生に浄土真宗の開祖親鸞聖人の生涯をつづった、『親鸞聖人御絵伝』の絵解き法話をいただきました。絵解き法話とは、仏教のみ教えをもとに描かれた絵または掛け軸の解説とともにそこに描かれているストーリーからみ教えの味わいを聴かせていただく法話です。みなさん興味津々に先生の絵解き法話聞き入っておりました。

今年もお寺にはじめて参拝されるお子さんをお祝いして初参式・記念写真撮影会を執り行いました。今年、初参式をお受けになられたお子さんはとても元気で大人がたくさんいる中でも積極的にお参りに参加している印象でした。親御さんの姿勢が自然と仏様の前で手を合わせることを学んでゆくのかなと感心しました。

ご家庭に生れたお子さんがが初めてお寺にお参りする初参式は、子にとってはじめての仏縁ですが、同時に親にとっても、親として生きる出発点であり、子によっていただいた尊い仏縁でもあります。

恵まれた新しいいのちを阿弥陀如来さまの御前にて、ご家族、またご縁ある方々そろってお祝いいたしましょう。

記念写真はデータもプレゼント致しますのでご家族の大切な想い出になるといいですね。

まだ初参式をお受けになってない方もこの機会に大切な想い出を作りませんか。

以前にお受けになったお子さんでも記念写真をお気軽に撮りにおいでください。