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2024/01/06
新年のご挨拶をさせて頂きます。
旧年中は前坊守伊藤千鶴子の葬儀に際し総代はじめ御門徒のみなさんにたいへんお世話になりました。
あらためて御礼申し上げます。
さて1月1日に石川県能登地方を襲った『能登半島地震』により亡くなられた尊いいのちにお念仏申し上げると共に被害にあわれたみなさんに心よりお見舞い申し上げます。未だに現地の状況がわからない中で同宗派寺院御門徒が被災されていると聞くととても心配です。引き続き心を寄せて一日でも早い復興を願い当寺も支援してまいります。
西方寺では境内の確認をしたところ本堂内陣の仏具が揺れたものの他に変わりはありませんでした。また境内墓地も墓石のズレもありませんでした。
『無明長夜(ムミョウジョウヤ)の灯炬(トウコ)なり 智眼(チゲン)くらしとかなしむな 生死大海の船筏(センバツ)なり 罪障(ザイショウ)おもしとなげかざれ』
正像末和讃より
『我にまかせよかならず救う』と願われた阿弥陀如来の本願は、「灯炬」と例えられているように、常に私を照らし導いて下さる大いなる光明である。その光明は、「智眼くらし」と表現される、煩悩に眼をさえぎられた者をも照らし、浄土往生へと導いて下さる。
「船筏」と例えられているように、あらゆる者を浄土へ往生させるために、生死輪廻の迷いの世界を乗り越えてゆけるはたらきである
今年も嬉しい悲しい様々なご縁に出会う中で、常に寄り添いはたらき続けるお念仏に育まれる一年を過ごして参りましょう。合掌お念仏
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