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2024/08/09
8月6日、9日は広島、長崎に原爆投下がなされ多くの尊いいのちが失われました。
両日、平和祈念式典が行われます。
広島の平和記念公園にある碑文『安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから』を刻んだ故浜井信三市長は自身の過酷な被爆の記憶を
「この世の終わりかという光景を前に誰のせいでこうなったかの詮索ではなくて、こんなひどいことは人間の世界に再びあってはならぬという痛切な思いだけだった」こうお話になられました。
著書には「この碑が現実に平和への努力につながらなければ、それはただの追想の石でしかなく、単に犠牲者を悲しむ一編の墓碑銘でしかなくなる。」
この碑の前にぬかずくすべての人びとが、その人類の一員として、過失の責任の一端をにない、犠牲者に詫びることの中に、私は、反省と謙虚と寛容と固い決意とを見いだすのであって、その考え方こそが、世界平和の確立のためにぜひ必要だと考えた。
この碑の前に立つ人は日本人だけではない。それがどこの国のひとであろうと、同じ考えでなくてはならないと思ったのである。
(浜井信三著『原爆市長』)
尊い生命を偲びお念仏お称え致します。南無阿弥陀仏
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