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2019/06/03
日常のおつとめ(勤行)について
私たちは、宗祖・親鸞聖人のお心をいただき、阿弥陀如来のご恩徳を讃え感謝する思いから、日常のおつとめ(勤行)をいたします。
おつとめには、蓮如上人の時代から受け継がれてきた『正信偈』を唱え、「和讃」六首を繰り読みする日常勤行や、『阿弥陀経』、「重誓偈」などの仏事勤行があります。
正信偈念仏偈
親鸞聖人が『教行信証』行巻に、浄土真宗のみ教えを簡潔に示された讃歌です。
阿弥陀さまのご本願を信じ、『仏説無量寿経』やインド・中国・日本の七人の高僧の導きによって、お念仏のみ教えにめぐり遇えた喜びを深く感謝されています。和讃は、『教行信証』のお心を和語(日本の言葉)で讃えられた歌です。
第八代蓮如上人は、正信偈念仏偈と和讃に念仏を加えて、浄土真宗の勤行(おつとめ)と定められました。
仏説阿弥陀経
釈尊が祇園精舎において、長老の舎利弗尊者に語りかけられたお経です。
西の方、十万億の諸仏の国々を過ぎた所に極楽浄土があり、阿弥陀と名のられる仏さまがおられ、現にいま人々を迷いの海から救い出されていると説かれ、極楽浄土の美しい莊厳(ありさま)や、そこに住む人々の尊い姿を示されています。そして、すべての人が南無阿弥陀仏の名号にこめられたこころを仰ぎ、信じ喜んで、かの仏の浄土に生まれたいと願うように勧められます。また六方世界の諸仏がたも世に越えた尊い教えを心からほめ讃えられています。
重誓偈
『仏説無量寿経』の上巻にある讃歌で、「ちかいのうた」は意訳です。
はるかな昔に仏となられた阿弥陀さまは、すべての苦悩の人々を救うため法蔵菩薩として現れ、世に越えた四十八の願い(ご本願)を起こされました。そして、こころ貧しく苦しみ悩む人々を迷いの海から救い出し、南無阿弥陀仏の名号にこめられた心を伝える事ができなければ決して仏にならないと重ねて誓われています。
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