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2020/08/21
毎日暑い日が続きますね。
例年、お盆は西方寺で娘と留守番役をさせていただいていたのですが、今年は愛知に緊急事態宣言が出され、帰省を控えさせていただきました。
保育園は夏休みだったため、毎日娘と近所の水場がある公園に行っていました。私と同じようなママさんたちは口々に「実家に帰れない、おじいちゃんおばあちゃんに会わせたいけど会わせられない」など、もどかしく辛い思いを話されていました。
この新型コロナウイルスの影響でみんなの心が疲れ、気分が晴れない人も多いのではないかと思います。
お盆に入る前、市が主催するゲートキーパー講習会に参加してきました。
ゲートキーパーとは自殺の危険がある人(悩んでいる人)に気づき、声をかけ、話を聞いて必要な支援につなげ見守ることができる人のことで「命を守る門番」と言われています。
最近、俳優の三浦春馬さんが亡くなられたことでいろいろ考えられた方もおられるかもしれません。私も特別なファンであったわけではありませんが、このニュースを聞いたときには胸が締め付けられるような気がしました。
講習会では一人が自殺すると近くにいる人の最低3人はうつ症状に陥るといわれていました。
ゲートキーパーに求められるのは相手のことを共感的に聴くこと。
まず無批判に相手の立場に立って聴くこと。そしてその相手の立場を想像し、共感する。その理解した気持ちを伝え、相手の気持ちを受け止める。
そして適切な専門機関につなげていく。
なかなか私には難しいなと思いましたが、自殺予防にはこの世界で誰かとつながっているということが重要だそうで、まずは悩んでいる人がいたら声をかけてみようという気持ちになりました。
そして最後に今コロナハラスメントによって心を痛めている人がいることをおしえていただきました。
敵はウイルスのはずなのにウイルスは目に見えないため、感染した人を敵とみなして嫌がり、偏見、差別をしてしまう。もし、自分や家族がそうなったら?という想像力があれば防げるのかもしれません。私自身、反省しなければいけないところもたくさんあり、そのとおりだとおもいました。
コロナとの闘いは長期戦になりそうです。信頼できる人との関係を大切にしながら乗り切っていきたいですね。
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