若坊守のいこいこ日記（娘とアンパンマン）

今月２１日で娘は４歳になります。

まだまだ小さい赤ちゃんだと思っていたのに大きくなるのはあっという間です。

おかげさまで心配していた保育園もとても楽しんで通ってくれています。

ずっと大好きだったアンパンマンも卒業して今はプリンセス、アイドルといった女の子らしいアニメを見るように変化してきました。

当時アンパンマンのテレビしか娘に見せてもらえず困りましたが、

アンパンマンって大人が見てもとても考えさせられる内容なのです。

誰もが知っている曲、アンパンマンのマーチ。

♪　～何のために生れて　何をして生きるのか　答えられないなんて　そんなのは嫌だ～

これは大人でも聞かれたときにすぐ答えられるという人は少ないのではないかなと思います。

こんな大きなテーマでアンパンマンは描かれていると思うと本当に奥深い世界です。

この１節を今から１０年以上前に受けた得度（お坊さんになる資格を取る研修）で先生から問われたことをよく覚えています。

その時は「ふーん、アンパンマンねえ～」なんてあまり考えもしませんでしたが

今は母親として、一人の人間として、これからどう生きていくのか、娘に何を伝えていくのか、考えなくてはいけないなあと思います。

手を合わせ、阿弥陀様のみ教えを大切にして育っていってほしいなと思いながら、

自分は阿弥陀様に背を向けた生活をしているなと反省しています。

でも最近成長した娘が「なまんだぶ～」と言って手を合わせていて、

そんな娘を見るとなんとも可愛くとてもうれしく思います。

逆に娘に教えられる日々です。

２１日は浄土真宗の宗祖、親鸞聖人の誕生日でもあります。

いつかこのとても素敵な日に生れてきたことも伝えなくては！

４歳おめでとう！！！！